規格住宅とは思えないほど、「好き」がたっぷり詰まっています。
GALLERY
大きな窓から降りそそぐ太陽の光
木のぬくもりが感じられる外壁
最初はフルオーダーの注文住宅で検討していたNさま。ただ、広さや性能、デザインなど、すべての希望を叶えようとすると予算オーバーになってしまう。とはいえ、一生に一度あるかないかの家づくり。妥協はしたくない。そんなときに出会ったのが[trip]だった。かわいらしいデザインが好みの奥さまにとって、それはひとめぼれに近かったという。それに、規格住宅にもかかわらず、間取りのバリエーションはかなり豊富だ。「え?こんなに選んじゃってもいいの?」と、驚きを隠せなかった。スケルトン階段が軽やかに主張する、リビングからひとつづきの玄関土間。並んで歯みがきしてもケンカにならない、ゆったりとした洗面室。雨や花粉を気にせずに洗濯できるランドリールーム。思い描く理想の暮らしが、どんどん形になっていった。
ランドリールームは雨の日に大活躍
食料品のストックや家電はパントリーに収納
お気に入りのドッグスペース
とくにお気に入りの場所は、玄関土間の一角に設けられたドッグスペースだ。「ずっとボストン・テリアを飼いたいと思っていたので、つくってもらいました。ただ、飼う前に妊娠がわかったので、私たちが“おあずけ”状態なんですけど」と、奥さまは笑顔を見せる。上の棚にはドッグフードなどが収納可能で、土間なので床が汚れたとしても水洗いできる。規格住宅とは思えないほど「好き」をたっぷりつめ込むことができた、というご主人さまの表情はとても満足気だ。おふたりの性格を表すかのように、家の中はやわらかなテイストでコーディネートされていた。今後、赤ちゃんが生まれ、愛犬もやってくれば、一気ににぎやかになるだろう。そのときには、また違った表情のNさま邸が見られるかもしれない。
家の雰囲気に合う小物を探すのも楽しい
DATA
・所在|広島県廿日市市
・土地|約52坪
・建物|約37坪
・竣工|2021年2月